太田市高林南町の高林神社で22日、江戸時代中期の「天明の飢饉ききん」を乗り切った先祖の知恵を伝承する「焼き餅会」が行われた。
1783年(天明3年)に浅間山が噴火して農作物が大打撃を受けた際、住民は杓子菜しゃくしなや大根葉漬けをあんにした餅を作り、飢えをしのいだという言い伝えに基づく行事。1983年から毎年行われるようになった。
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