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次世代のクルマ、運転席はコックピット? 実用化へ試作

 車を運転しながら、運転手がより安全に必要な情報を受け取れる「電子コックピット」の開発が盛んになっている。次世代の安全技術として、車載機器の各メーカーが数年のうちの実用化をめざしている。

 アルプス電気が古川工場(宮城県大崎市)で開発中の試作機は、フロントガラスの向こうに速度などを知らせる映像が映っているように見える。ダッシュボード下にある映像装置の働きで、視線を進行方向からそらさず、視界も妨げずに情報を見られるしくみだ。後ろから車が近づくと、車の形をしたアイコンが現れ、サイドミラーを見るよう促す。車内に心拍や目線などを測るセンサーもあり、運転手の疲れや眠気を察知して警告してくれる。

全文 転載元:http://www.asahi.com