滋賀県長浜市高月町馬上(まけ)地区で9日、5年に1度の神事「負い縄」があった。降りしきる雪の中、化粧をした男性が計約30キロの縄飾りと鏡餅を背負って集落を練り歩き、無病息災などを願った。
地元で続く祭り「オコナイ」の一部。この日は、今年厄年を迎える地元の男性3人が、ドーランや墨で化粧した「カガミオイ」として登場。社寺に奉納する鏡餅を背負って歩きながら、「元気になーれ」「大きくなーれ」などと子どもやお年寄りらに声をかけ、福が授かるようにと、縄飾りの輪の部分を体に掛けて回った。
旧高月町の調査によると、地区に伝わる明治時代の文書に行事の記録があるが、その前から続いており、起源は明らかでないという。
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