KDDIグループのワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)は12日から、全国の観光地や商業施設などにある約24万の公衆無線LAN(Wi―Fi)スポットを訪日外国人に無料開放する試みを始める。提携先は、京都市、神戸市、日本航空、ドン・キホーテ、ぴあ、ビックカメラなど。海外で契約しているスマートフォンなどに専用アプリをダウンロードし、提携先から受け取る記号を入力すると、2週間接続できる。国内で購入したスマホなどからは、サービスを利用できない。Wi2は、提携先の情報をアプリ上で宣伝して利用者を誘ったり、提携先に行動履歴などのデータを提供したりして、集客にいかしてもらう。