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エリーの福届け…節分祭に「マッサン」夫婦

大阪府寝屋川市の成田山不動尊で3日、節分祭があり、NHKの連続テレビ小説「マッサン」に夫婦役で出演している玉山鉄二さん、シャーロット・ケイト・フォックスさんらが、訪れた約2万人に落花生をまいた。

 境内に鬼はいないとされ、かけ声は「福は内」のみ。かみしも姿の玉山さん、フォックスさんの2人は特設舞台で、1・5メートル四方、高さ0・8メートルのヒノキの升いっぱいに盛られた豆を両手ですくい、開運や厄よけを願う参拝者に勢いよくまいた。玉山さんは「大阪の方々とたくさんふれあえ、エネルギーをいただきました。なるべく皆さんに均一に届くようにと投げました」と笑顔を見せていた。

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手に雪握る攻防戦 米原

 「雪合戦奥伊吹バトル&かまくら祭2015」が1日、米原市甲津原の交流広場特設会場で開かれた。雪合戦には県内や東京、大阪などから約300人が参加し、雪が降り続く白銀コートでの熱い戦いを楽しんだ。

 相手陣に立てられた旗を奪うか、直径7センチの雪玉を相手に当ててコートに残った人数が多い方が勝ちとなるルール。10~70歳代の男女29チーム(各7人)が、幅10メートル、長さ36メートルのコートで1セット3分間の予選リーグ(2セット)と決勝トーナメント(2、3セット)で対戦した。

 積雪は1・2メートルあったが、前夜からの雪はパウダースノー状態で、選手たちは雪玉づくりに悪戦苦闘。防御壁に身を隠しながら雪玉を投げ合う激しい攻防戦を展開すると、観客らから歓声が上がっていた。

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本当に「ロンギヌスの槍を月に刺すプロジェクト」が始動

「新世紀エヴァンゲリオン」の放送20周年を記念して公式プロジェクト「ロンギヌス月面投擲計画」が始動した。クラウドファンディングによって資金を集め、無人ローバーを月面に送り込む壮大な計画だ。ロケットの打ち上げは2015年末~2016年末を見込んでいる。

エヴァンゲリオン零号機によって投げられたロンギヌスの槍が地球を飛び出し、月面へ到達するという印象的なシーンを再現しようというプロジェクト。これまで国家プロジェクトでもなければ難しかった宇宙開発を民間の力で、それもアニメ作品の放映20周年記念のために実行しようという大胆な計画だ。

 

 

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世界一の「あまおう」食べる? 重さずっしり256グラム

福岡市西区今津の中尾浩二さん(43)が、イチゴの「あまおう」を栽培する自宅のビニールハウスで256グラムの巨大イチゴ=写真右=を収穫した。店頭に並ぶ2Lサイズ(20グラム)=写真左=の13個分。現在のギネス世界記録の231グラム(1983年に認定)を優に超える。

2011年から約30アールで栽培。「普通のイチゴと同じように」(中尾さん)水と肥料、光を与えて育てた。収穫するときに手で持ち上げた瞬間、ズシリと重みを感じたという。

「研究を重ね、さらなる巨大イチゴを作りたい。イチゴのように甘くはないでしょうが…」

 

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身を切る寒さ 打ち勝つ祈り

馬木不動尊」で知られる出雲市馬木町の光明寺で28日、土井一顕住職(67)らが「水行」を行い、世界平和や五穀豊穣、人々の年中安泰を祈った。

気温2.8度、小雪もちらつく中、僧侶6人が下帯姿になり、境内にしつらえた行場へ。「水行肝文」と呼ばれる経を唱和しながら、手おけにくんだ水を頭から浴び、合掌して見守る約200人の参拝者にも飛び散らせた。

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「鬼やらい」 本番に備え

2月3日の節分追儺祭で行われる「鬼やらい」の予行演習が27日夜、秩父市番場町の秩父神社の本殿前であった。

この日は30人が鬼役となって神社が保管する面や衣装を身に着け、年男役から豆をぶつけられ、逃げる練習をした。鬼役はその後、登場する際に披露するユーモラスな舞を練習し、本番に備えていた。当日は午前10時半から6回、一般参加による豆まきを実施。午後7時半からの神事の中で鬼やらいが行われる。

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アリクイに合格祈願

高いところから落ちることなく、足の強力なかぎ爪や細長い尻尾を上手に使って木登りや綱渡りをこなす動物・ミナミコアリクイにちなんだ受験合格などの祈願イベントを、「伊豆アニマルキングダム」(東伊豆町稲取)が行っている。担当者は「絶対に落ちないアリクイから、パワーをもらって」と話している。

園内の「わくわくふれあい広場」にあるアリクイ展示場の前には「アリクイサマ」と看板を掲げた札所が設置された。ここで、1枚500円で願いを記入した絵馬を奉納できる。絵馬の表には綱渡りをするアリクイが描かれ、「つよき爪アリ しがみつク 離さないイ」の文章が添えられている。

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春呼ぶ奈良・若草山の山焼き…18万人見入る

奈良市の若草山(342メートル)で24日、伝統の山焼きが行われ、市民や観光客ら約18万人が山肌を焦がす炎に見入った。

約600発の花火が打ち上げられた後、消防団員約300人が山すそで一斉に点火。約33ヘクタールの草地に燃え広がり、近くにある興福寺五重塔(国宝)を照らし出した。

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廃校舎でLED栽培、1粒500円の高級イチゴ

新潟県胎内市の建設業者などが設立した「いちごカンパニー」(小野貴史社長)が同市内の廃校舎を利用した植物工場で、1粒あたり500円(税抜き)と高価格帯のイチゴ栽培に乗り出した。

発光ダイオード(LED)の光の当て方や室内の温度調節などを工夫した栽培方法を確立。無農薬で糖度が高く、通年栽培できるのがセールスポイントという。昨年12月からインターネット販売を始めたが、贈答用などに注文が相次いでいる。

小野社長(44)は建設会社「小野組」の社長でもある。今後、増加が予想される空き店舗などの有効活用と建設会社の新たな可能性を探る中、農業に携わっている知人とイチゴ栽培に取り組むことを決意し、2013年5月、いちごカンパニーを設立した。

廃校になった同市の旧鼓岡小の校舎を借り、同9月に教務室だった約55平方メートルの部屋に約3000万円かけてLEDが取り付けられた栽培用の棚などを整備した。太陽光を使わない「閉鎖型」植物工場で、LEDの光量や波長、温度などを調整し、県産ブランドイチゴ「越後姫」を栽培しており、1年に複数回の収穫が可能だ。

 

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「単位」販売中 大学生協、学生要望に「解答」

年度末に向けて試験やリポート提出に追われる大学生の間で、「単位パン」が話題になっている。

「単位を販売して」との学生の要望を受け、「大学生協東京事業連合」(東京都杉並区)がシャレを込めて単位の焼き印を押したパンを首都圏中心に60以上の大学生協で発売したところ、売り切れが続出、増産する人気となっている。

単位パンは、カスタードクリームパンで税込み108円。レシートは「単位 108円」とだけ表記するこだわりも。生協に要望を伝える「ひとことカード」に単位を売ってほしいという学生の声があり、昨年11月、大学生協店長約10人や担当者らによる商品会議で単位パンの販売を決めた。効果があるように、担当者らは焼き印を持って学問の神様をまつる「湯島天神」(東京都文京区)にお参りにも行った。

試験シーズンを迎える今月13日から23日まで2週間限定で販売したところ、初日は東京大や早稲田大、慶応大など全店舗で完売した。それ以降も飛ぶように売れ、当初週5000個の販売を見込んでいたが、急きょ増産を決定。2週目となる今週は、2万個を生産する。

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